トキオブログ

思うことをうまく文章にしたいです

スーツを買った

  急遽スーツが必要になり、社会人になって初めてスーツを買いに行った。最初はストライプのものを買おうと思っていたけど、うっすらチェックが入っているやつが良かったのでそっちにした。後ろから見たときにジャケットの脇下の部分(なんて呼ぶんだろう?)が一番キュッと締まっているのが良かった。ジャケットとパンツとベルトで3万円くらいだったので、去年の会社の賞金で買いました。もう向こう10年間は買わないと思うので、大事に着たいですね。

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日記

  長かった1週間がやっと終わった。業界の繁忙期に入ったので、年明けからせわしなく仕事をしている。というか既に年末から忙しく、そのまま繁忙期に突入した感じですね。今年は仕事を頑張らないと決めていたけど、頑張らないというより、頑張らなくて済むように仕事をやりたい。
  あと4月以降に外国へ行きたいので、また延期にならないように、その準備もしないといけない。あとなんかレンジでチンとすれば適当な料理ができる入れ物が欲しい。あと要らない服を捨てたい。どうでもいいことを考えたり考えなかったりしたい。
  この前の休みに、トム・クルーズジェイミー・フォックス主演の「コラテラル」を観た。ジェイミー・フォックスが演じるしみったれたタクシードライバーのマックスは、自分のタクシーのサンバイザーにこっそり自分だけの楽園を隠し持っている。それはモルディブの写真のポストカードで、それを見ながら少しの間だけ現実逃避をするのが彼の日課という設定なんだけど、なんか自分はこういう描写に最近弱いようです。

金とどう付き合っていくか「ゼニの人間学」

ゼニの人間学 (ロング新書)

ゼニの人間学 (ロング新書)


  「ナニワ金融道」の作者である青木自身が、若い頃の事業の失敗と、遅咲きの漫画家としての大成功という両極端を経験している。前半では、それぞれの立場で体験したリアルなゼニ話が出てくる。自分自身の体験から得た教訓(?)は面白いし結構タメになる。特に下のふたつが印象に残った。

  ・まず自分がバカなのか賢いのか知る
金とうまく付き合っていくためには、めちゃくちゃ基本的な自己認識が必要とのこと。シンプルだけど、なかなか耳がいたい言葉。

・約束を守る人間が一番信用できる
これは本当にそうだよなー。見た目でもなく、肩書きでもなく、約束を守るか否か。約束を守るって行為は、基本的に金がかからないし、誰でもできるし、人の信用を得ようと思うならかなりコスパの良い方法だと思う。

  本の後半は、観念論や唯物論だったり、神だったり、そういう人間そのものに関わる話が出てくる。マルクス主義の人ってこういう考え方をするんだなーというのを何となく知ったような気がした。
  実際にゼニを動かすためのハウツー本を読む前に、この本を手にとって、まずゼニと向き合う態度について考えてみるのもいいかもしれません。