トキオブログ

思うことをうまく文章にしたいです

平山夢明の小説を読んでいる

ダイナー (ポプラ文庫)

ダイナー (ポプラ文庫)


  一日で一気に読み終わってしまった。打海文三の「ハルビン・カフェ」を読んでいた時に近い興奮度だった。文字を追うのがやめられない、ビリビリする興奮。
  出てくる殺し屋の中で、特にキッドが良かったし、ラスト付近を読んで著者もけっこうキッドが好きなんじゃないかと思ったりした。キッドは娼婦の母親から産まれ、幼少期から小児性愛者たちに身体を売り、全身整形で子供の姿を維持し、子供を専門にする殺し屋だ。イカれた人間の一見カオスな世界の中にも、ある秩序が存在する。それをダイナーという場所の次に、一番体現していたというか、語っていたのがキッドだった。そして秩序を必要とするという点では、彼らもまた人間だなぁと思ったりした。普通の人間からは、あまりにかけ離れてしまったけれど。

  でも嫌ったり憎んだりしていたわけじゃない。説明しづらい感覚なんだけれど、そのほうが落ち着くんだ。壁にかかっている額が曲がっていると気になるだろう。あれをもっと強烈にした感じ。だから俺は自分が気にいるように人形を変えたんだが困ったことが起きた。外に出るようになると、そこら辺を歩いている人間にも同じように感じるんだ。特に自分と同じ年頃かもっとちっちゃな子どもを見ると胸がムカムカした。
  ここで生きろ、この国で、この親で、男として、生きろって押しつけられたんだ。だったら好き勝手にさせてもらわなければ、神の奴隷のままで終わっちまう。それじゃ虫と同じだよ。

日記

雑記
  2月もあと4日ですね。一年を通して一番寒いのが2月、というイメージが自分の中にあるので、それが過ぎていくのはうれしい。ただどちらかと言えば、去年の方が寒い寒いと思って生活してたという記憶がある。アパートに引っ越してきて最初の冬だったからかな。今年は慣れたのかもしれない。

ネット
「好きで長時間働くのがなぜ悪い!」という人に産業医から伝えたいこと

  この記事が面白かった。
「仕事の要求度・コントロール(JDC)モデル」というものが提唱されているのですが、仕事の要求度が高いのに裁量権や自由がないと、人はストレスを感じ、疲れやすくなるというもの。スマートフォンと一緒で、電波が弱いのにどんどんアプリを立ち上げて使っていたら、あっという間にバッテリーが減ってしまうじゃないですか。
  自分のすべての問題がここにある気がしてならない。これは聞いた方がいいのか?それとも自分の裁量でやっていいのか?と迷って、まあいつも逆のことを選んで、撃沈している。電波が弱いんだなー。弱ければ弱いなりに、節約して使わないといけない。

音楽 

Alive

Alive

  • シーア
  • ポップ
  • ¥250

 PVの土屋太鳳に心を撃ち抜かれた。目が離せない。つーか、Siaはライブでもこの声なんでビビりますね。

日記

仕事

  また1週間が終わった。今週の途中から、上司が精神的な理由で会社に来れなくなってしまった。次にいつ来るかは不明という状況で、営業時間中は新しい仕事が増える一方だし、電話はバンバン鳴るし、上司の仕事のフォローもあるし、こりゃちょっと疲れるぞ、という毎日です。

音楽


  この前初めてカラオケで歌った。歌いやすかった。岸田氏の抑揚のないフラットな歌い方と、捉えどころがない歌詞からの印象的なサビのフレーズが素晴らしいと思います。


  日本人はどう住まうべきか?

日本人はどう住まうべきか?


  まだ途中だけど、2人とも発想が自由で読んでいて楽しい。モンゴルのある地域では、家の中がパブリックスペースで、家の外がプライベート空間になっているという話が出てくる。孤独死とか、家庭内暴力とか、ご近所トラブルとか、家が区切られた個人の空間になっていることで起きるような問題について、開かれた家っていう視点はすごく面白いなーと思った。
  あとは海外では、1階の家賃を安くして花屋を入れるという話。「自分で勝手に手入れまでしてくれる並木」という発想だそう。あとは街の雰囲気づくりにコーヒーショップを入れることも多いらしい。1階の路面店舗の賃料がとにかくバカ高い東京とは感覚からして全然違う。

アニメ

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」を見始めた。1話・2話から渋すぎて、これからの行く末が不安です。面白いです。

日記

  年が明けてから休みがずっと週に1回で、休みの日も何となくどんよりした気分を引きずっている。身体的な疲れは何とかとれるんだけど、精神的な疲れがとれない。あと最近になって独り言がめちゃくちゃ増えている。しかも汚言症っていうのか、突発的にあー死ねとか、バカとか言ってしまう。良くない傾向だと思うんだけど、今は休めないし、はぁという感じです。精神的な疲れを感じたら、今のこの時代や社会とは、全く関係ない本を読むのが結構いいと思う。ついこの前、1848年のウィーン革命を扱った良知力の「青きドナウの乱痴気」を読み終わった。これが凄く面白い本で、また感想も書きたいと思う。それにこの本は文章がとても明晰で、読み終わったあと、頭の中がクリアになった気がしたのでそれも良かった。

青きドナウの乱痴気―ウィーン1848年 (平凡社ライブラリー)

青きドナウの乱痴気―ウィーン1848年 (平凡社ライブラリー)