トキオブログ

思うことをうまく文章にしたいです

情が薄いだけかもしれない

 2月は28日までしかないということに今日気がついた。

 今日の夕方、向かいの家に救急車が来ていた。向かいの家に住んでいるのはおじいさんとおばあさんと自分は一度も姿を見たことがない息子さんだ。救急車来たの全然気づかなかったね、誰が運ばれたんだろうね、みたいなことを家族と話した。

 それが結果として大事であろうとなかろうと、ひっそりと暮らしている向かいの家族にとって何か劇的なことが起きている。でもその衝撃は自分には全く届いてこないし、口では「大丈夫かな」とか言えても、本当の意味で心が動いている訳ではない。挨拶をかわすお向かいさんでさえこうなのだから、感動とか共感とか同情とか、他人に気持ちを入り込ませるというのは中々難しいことのように思える。

 今はアーサー・ケストラーの『ホロン革命』の導入部分を読んでいる。