トキオブログ

思うことをうまく文章にしたいです

新卒向け会社説明会に出席した。

   先日、2018年度新卒採用のための会社説明会があった。例のごとく先輩社員として出席してねという声がかかり、話をしてきました。というか今思い出したけど、説明会の応募ページに掲載されている「先輩社員の声」の先輩社員、今回は自分だった。ということはあの場にいた人たちは皆、不器用な笑いを浮かべている自分の写真とか、総務の人が練り上げてくれた「仕事のやりがい」なんかを多分一度は見て来てくれている訳で...。うわー恥ずかしい。なんかこう、自分が自分として認識されてる空間が無理なんだよな。そういう空間がどっかにあるのはいいけど、そこにはいたくないという。説明会の前に思い出さなくて良かった。
  座談会のときは結構身構えてたんだけど、来てくれた人たちから突飛な質問は全然なかった。「仕事のやりがい」「仕事で苦労したこと」「残業の時間」「休みの取り方」等々...。ちょっと拍子抜けした。嘘はつかずにできる限りありのまま回答したつもりだけど、こういう回答をしてると、いかに自分が感覚的に仕事をしている部分が多いのかを実感しますね。人に教えられるようなノウハウがない。「誠意を持って、相手の話を聞き、色んな角度から理解しようと努める」ということをフワ〜〜とやろうとは思ってるんだけど。まあフワ〜〜としてても仕事はやれるし生きていけるよ、ということが少しでも伝わって、学生の肩の荷が下りれば良かったと思うのですが。

何者 (新潮文庫)

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