トキオブログ

思うことをうまく文章にしたいです

異動が確定した

  ということを人づてに聞いた。そもそも、まーきっと異動するだろうという根拠のない確信があったから、驚きというよりもホッとした気持ちの方が強かった。
  前にも書いたけど、自分の勤めている会社はけっこう保守的で、異動がまずないし、積極的な異動なんて皆無に等しい。過去にそれをやった人もいたけれど、中々うまく行かず、最後はまた別のところへと消極的な異動をせざるを得なかった、という話しか聞いたことがない。少なくとも近年では。
  あー自分もそうなるかなー、高望みしちゃったかなー、という気持ちもある。でも一方で、自分はそうなりたくないなー、という気持ちも確かにある。
  仕事はまったく好きじゃないけど、不動産はすごく面白くて好きだ。うちの会社を例にして極端なことをいうと、法律の知識が求められる高額な売買取引みたいな仕事があると思ったら、次の瞬間には、電球の取り替えができるというだけで誰かに喜ばれて、ひとつの仕事が成り立ってたりする。まあこれは極端だけど、でも案外そのふたつの仕事が結びついたりするから不思議なんだよねえ。個人がそれくらいの振れ幅で動ける仕事って、世の中にも数多くない気がする。まあ自分の会社がたまたまそうだっただけで、それが良いとは限らないし、不動産業界すべてに当てはまる訳ではないだろうけど。そういう意味で、法律から電球の取り替え方まで知ることが腐るほどあって、多彩で、飽きっぽい自分にとっては仕事という嫌なものの中ではまだ悪くない方だと思ってる。
  来年この文章をどういう気持ちで読み返すのか非常に心配ですが、忘れないように今思ったことを書き残しておきます。