トキオブログ

思うことをうまく文章にしたいです

夢日記

  会社の上司であるAさんと、姉と私の3人で電車に乗っていた。Aさんは潮干狩りかなにかの帰りらしく、貝の入ったバケツを抱えていた。「あげようか?」とAさんは私たちに言ったけれど、姉は「これから旅行で海の幸が美味しいところに行くんです」と言って、その申し出を断った。「そうだった、これから海の幸が美味しいところに行くんだった」と私は思った。
  気づくと、大きなオフィスビルのベンチに私は一人で座っていた。ビルの1階には名創優品が入っていたので、「そうだ、ここは上海だった」と気づいた。名創優品の店内に入ってみたものの、姉の姿は見当たらない。ビルの中のベンチでは、このオフィスビルに入っている会社の社員に違いないサラリーマン達が、たばこを吸って休憩をしている。ここに姉はいなさそうだ。外に出て、姉を探しに行くことにする。ビルの正面は急な坂道になっており、このビルが高台にあることに気づく。大きな湾があり、湾の周りには何か大きなリゾートホテルのような建物が立ち並んでいるのが見える。その向うには、白い山がどこまでも連なっていた。坂道を下りはじめると、窓の柵にエアコンの室外機が山程ついた古いマンションが左に見えてきた。1階には漢字を見ても何の店か分からない看板がかかった店が入っている。ここは上海なのだ。ふと腕時計を見ると、15:45になっている。確か、飛行機の乗り継ぎは16:30だと姉が言っていた気がする。そうだ、さっきのオフィスビルは空港で、私たちは飛行機の乗り継ぎをしなくてはいけないんだった。このまま姉を探しに行くか、一瞬迷ったが、とりあえず一度あのビルに戻って姉を待つことにした。その方が合流できる可能性が高いように思えた。幸い、まだビルからはそう遠く離れていない。私は振り返って、ビルの方向へ坂道をのぼりはじめた。