ある増田を見た自分の話
セクハラされてるけど嫌じゃない場合 https://anond.hatelabo.jp/20170818145631
別に凄く嫌じゃないことや嫌いじゃない人を酷いことをされたかのように話したり訴えたりするのが私にとっては一番難しい。
そうじゃなくても誰かに抗議したり意思表示したりそういうのが本当に苦手で人を積極的に嫌うのも苦手。良い側を見てなるべくその人のことを好きになる。
嫌わなきゃいけなかったり、怒らなきゃいけなかったり、そういうのが本当につらい。
でもひとつ不満を言うなら、セクハラされたあとに、あー自分はこの上司の"男の部下"になりたかったな、と思ったんだった。一人の部下として、対価なく、かわいがってもらえてるものだと思ってた。我ながら能天気だな。現実は自分の理想とは違う方向にどんどん進んでしまっている。多分どこかできちんと抵抗しないと、本当にマズい方向に行ってしまうと思う。そんな予感しかない。でもなんか心のどこかで、いつか"男の部下"になれるかな?という淡い希望も持ち続けてしまうんだよな。普通に人として仲良くしてくれるんじゃないかと。そんな気持ちもあるから、何となく態度を決めかねて、今のところはやられっぱなしで受け流している。
あとは増田と同じように、自分も人に怒ったり、争ったりするのがどうにもこうにも面倒くさく、すげー苦手だ。きちんと意思表示することが大事だと頭では分かってるけど、100の力で100成果を得るよりも、50の力で60成果を得られる、そういう選択をしがち。そういう自分が、果たして相手に伝わるように抵抗できるだろうか、一抹の不安がある。
あとはセクハラされてる時に思ったことなんだけど、一生懸命抵抗したにも関わらず、壁際に詰められて無理やり顔を持ち上げられたときに「あ、この力には抵抗できない。」とはっきり感じた。力を使ってくる男に女が抵抗するって物理的にめちゃくちゃ難しいんだということ、今回初めて身を以て知りました。レイプとか絶対抵抗できないわな。