吉井和哉の「CALL ME」を久し振りに聴いた。とても好きな曲だけど、どういう曲なんだろうとあらためて考える。
全体的に息苦しい雰囲気がある。
「今日も開かない折り畳みの真実が虚しい」「都会では両手をのばせない だから何を抱いていいのか 分からなくなることあるんだ」「人間的とは何かな 答えの数が世の中の形」
生きてると、何が真実で何が正解かが分からなくて、息苦しさを感じることがある。吉井和哉の世界だと、I LOVE YOUすら灰になってしまうし、たしかに信じられるものなど何もない、それもそうだなと思う。
それでも挑発的にCALLを待つ姿がいい。神様からのCALLだと吉井和哉がインタビューで言っているらしい。自分はたしかにここでもがいていて、何かを信じて待っている。この曲を聴くとその姿が見える気がして、ああ格好いいなあと思う。