トキオブログ

思うことをうまく文章にしたいです

最近のこと

 役所に行き、保育園の申請書類を事前に確認してもらった。特に不備はなかった。

 第一希望は会社と家のちょうど中間にある保育園にしている。園庭がないビル内の保育園で、オンライン説明会のみだったこともあり最初の希望順位は高くなかった。

 ただ説明会での園長先生の印象が良かったこと、おむつ類のサブスクがあること(月4,000円)、親が用意するものについて実物を並べて分かりやすく説明してくれたところ、狭いけど子供のプライバシーに配慮していること(トイレやオムツ替え)、散歩する公園が周りにたくさんあること、などなど良いなと思うポイントがけっこうあったので、ここを希望にした。この保育園に入れたらフルタイム(9時〜18時)で働こうと思っているけど、今のところ不安しかない…。

 あと、ホクロをとった。鼻の頭に近いところにあった3mmのホクロで、写真を撮ると目立つのでやだなぁと前から思っていた。この前、写真館で家族写真を撮ったらやっぱり目立つので、ノリで除去手術の予約をした。

 「このホクロです〜」と医者に伝えて、ベッドに寝かされて、鼻に麻酔を打たれ(これはちょっとツーンとした)、炭酸レーザーで1分ほど焼かれて終了。1週間はワセリンと絆創膏を貼り、数ヶ月ですこしの凹みを残してキレイになるみたい。楽しみだなあ。

 本はこれを読んでいる。

 

 

最近のこと

 赤ちゃんが産まれて半年になる。丸みを帯びた赤ちゃんらしい顔つき・体つきになってきて、とてもかわいい。産まれてからおっぱいもミルクも両方いやがらず、二ヶ月すぎたらまとめて寝てくれて、離乳食もとりあえず食べてくれる。夜は添い寝さえしてればセルフ親指おしゃぶりで寝るし、泣いている理由も分かりやすい。たぶんかなり育てやすい赤ちゃん。毎日ありがとう…と思ってる。子どもは三才までに一生分の親孝行するといわれてるけど、半年で十二分に親孝行してくれました。あとはもう好き放題生きてくれ。

 最近一人時間があるときは、山田五郎YouTubeチャンネルを見たり、絵画についての本を読んだりしている。かるーく見れるのにディープな内容が詰まっていて面白い。ルネサンスバロックマニエリスム印象派、それぞれの特徴はなんとなく言えるようになった。カラヴァッジョが上手すぎて好きになった。

 

古屋誠一写真展「第一章 妻 1978.2-1981.11」に行ってきた

 母に赤ちゃんを預け、会期ギリギリに見に行ってきた。中野坂上駅から東京工芸大学まで七分。中野長者橋まで日陰がなく、とても暑かった。

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 見ている間は展示室に自分一人だったので、じっくり見ることができた。展示室の手前に大きなカラー写真が一枚飾ってある。おおーさっそくこれか、と思う。伊豆で撮った写真だ。港の海をバックにして、カメラを首から下げ、長靴を履いたクリスティーネがはにかんでいる。これは本当に素敵な写真で、大きく見られてうれしかった。カラーはこの一枚だけだった。

 中では約五十枚の写真が時計回りに年代順で展示されていた。一人の人間をこんなに多くの角度で撮れることに驚く。

 有名なものを除いて、二枚、印象に残った写真があった。彼の写真の中で傑出したものではないと思うけど、個人的にピンとくるものがあった。

 一枚目は開かれた玄関?のドアに立つクリスティーネ。髪を下ろし、学生のような姿に見える。微笑みがとてもやわらかい。近い距離で撮られており、私は出かけるんだから、と夫に言っているような、幸せそうな表情とその素朴さが印象に残った。

 もう一枚は旅行中だろうか、道路脇の標識の横にクリスティーネが立っている写真だ。彼女は妊娠していて、ゆったりしたニットを着ている。そのうしろには黒い森と空が広がっている。ふくよかになってきた女性の身体と、道路と標識と森と空の冷たい無機質な感じが良かった。

 改めて彼の写真集を見てみたいなーと思った。そして写真展の第二章も楽しみです。