トキオブログ

思うことをうまく文章にしたいです

家について考えたこと

  ある家に行ってきた。分厚いブロック塀に四方を囲まれていて、重そうな瓦が上にのっている平屋だった。築年数は不明らしい。とにかく古い家だった。木戸を開けて敷地に入り、建物に入る。家の中心には和室と洋室がつながったリビングがあり、大きな硝子戸を通して広い庭に面している。畳の上に籐の椅子が置いてある。棚や床に山程積んであるのは、元家主が研究していた専門分野の本だった。部屋の壁には切り抜いた昔の写真が、トイレには大きな絵が、廊下にはたくさんの絵馬が飾ってある。洗面台には丸い手鏡が、キッチンのコンロの上には黄色いヤカンが、さっきまで誰かがいたようにそっとそのまま置かれている。そんな感じで家の中にはたくさんのモノが溢れている。でもそこには長い年月をかけて自分が好むものだけを積み重ねた、きっぱりとした感じがあり、気持ちよかった。そして人がいなくなってから長いはずなのに、清潔感があり、気持ちが安らいでいくのも不思議だった。
  この家に行って、最近は家そのものについて考えることがあまりなかったなと反省した。坪単価、資産性、利便性、間取りの機能性、設備の良さ、そういうパロメーターで測れるような、得か損のどっちかだけだというような、面白みのないところに目がいきがちだった。でも本来、家を買い住むっていうのはそこじゃなくて、その家と土地から自分がどういう影響をうけるのか、というところが一番重要だと思う。例えば芸術家のアトリエとかはそういう場所なんだろうけど、それは一般の家にも当てはめられることじゃないかと思う。あの古い家は、現代的な快適さからは遠いけれど、そのしがらみを飛び越えたことによって生まれている自由さがあって、とにかく素敵な家だった。そんなことを考えたりした。

私の頭カムバック

  一年前からずっと頭をよぎる考えがある。来る日も来る日も、頭の中でそのことをこねくり回さずにはいられない。何かの作業をしていても、唐突にそっちに頭がいってしまい、数分フリーズする。最近だともう惰性的に、漫然と思いをめぐらしていることが多い。結論を出そうとするではなく、ただ脳がそうしようというからそうしてる。考えているのに何も考えていない。意味も意思も気づきも何もない。
  一年経って、流石にこれはまずいぞと思えてきた。同じ刺激だけをもてあそびながら生きていることが。今日はスーパー銭湯に一人で行ったんだけど、鏡に映る自分を見て、あーなんだか老人みたいだな、と思った。もっとなにか今しかできない、今やらないといけないことが、自分にあるんじゃないかと思った。スーパー銭湯にはこれからも行くけど、新しいところにも行きたい。知らないことやできないことが沢山あるから、それについて自分は考えたい!

最近のこと

異動して1ヶ月経つ
  ゴールデンウィークがあったから、あっという間に感じるなー。残業がほぼ無くなったのがうれしい。前月の50時間から今月は1時間くらいになった。同じ会社なのにこんなに違ってて良いのか、という気もしなくもない。仕事の内容は、知識がなさすぎてウワーとなるけど、知らないことばかりで楽しい。今までは否が応でも外から仕事がバンバン入ってくる環境だったけど、今の部署は自分で仕事をつくっていく感じだから、やり方を早く考えないとなーと思う。

バイオイルを使ってる
  自分はニキビ肌で、高校生くらいから頬やアゴの濃い赤みが消えない。化粧をしても目立つのがいやだったので、いい加減に改善しようと去年の冬くらいから色々試しはじめた。ツイッターの美容垢とかを見まくって、ニキビ跡にはバイオイルが良いらしいという情報をゲットした。さっそく買って、使いはじめてから2週間が経った。塗り方がよく分からないけど、とりあえず浸透して欲しいので無印良品の導入液のあとに塗ってる。そのあとに化粧水。独特の薬っぽい匂いがするけど、ニキビ跡が濃い赤から、薄めの赤くらいまで落ち着いたのにはびっくりした。毛穴も元々黒ずみはあるんだけど、いかにも開いてます〜って感じはなくなった。感動的であります。いちばん小さいサイズだと700円くらいなので、買いやすいのも良い。

けみおの動画を見ている
  高一の妹に「けみおって知ってる?」って聞いたら、「けっこう前に流行ってた人でしょ」と言われた。えー、全然知らなかった。妹いわく、スカイピースという2人組のユーチューバーは周りに見ている人が多いらしい。そっちの方も知らんかったよ。けみおの話を聞いていると、放課後のマックでクラスメイトといたときのような気分になる。自分の高校時代を振り返ると、私たちは何をあんなに話すことがあったんだろうと思う。友人を笑わせるという目的に特化しすぎていた気もするけど、それが楽しかったのかもしれない。面白いやつの勝ち。けみおが最近よく聴いてるってなんかの動画で言ってたCharli XCXのこの曲はカッコよかった。