トキオブログ

思うことをうまく文章にしたいです

サッポロ一番塩ラーメンの思い出

  今日は珍しく昼休みに家に戻って、サッポロ一番の塩ラーメンを作った。そのラーメンをすすってる時に、ふと小学生の頃の日曜日のことを思い出した。
  小学生の時、母親がある宗教に入っていて、日曜日の午前中は必ずその宗教の集いがあった。(今思えば隔週だったかもしれない。)一方父親はその宗教には入っていなかったので、集いが終わって日曜日の昼間に家に帰ると、父親は必ずムスッとして、ゲームやら何やらをしながらイライラを隠さず待っていた。子どもには「おかえり」と言うけど、母親には言わない時もあった。自分はその帰宅後の気まづい瞬間がすごく嫌で、無駄に愛想よく父親に甘えたり、話し掛けたりしていた記憶がある。そして母親はいつもの母親に戻って、昼ご飯を作るんだけど、その時によく出てきたのがサッポロ一番の塩ラーメンだった。その昼ご飯を食べた後、日曜日の午後は普通に家族で買い物に出掛けたりしていた。
  なんか今思えばあの昼ご飯に、「まあ色々あるけど、とりあえず仲良くやりましょうよ」というような、暗黙の家族の仲直りがあったのかもしれない。何となく、サッポロ一番の中でも塩ラーメンを贔屓してしまうのは、こういう思い出のせいもあったりして。感傷的な気持ちになった訳ではないけれど、日曜日のお昼にサッポロ一番塩ラーメンを食べていて、ふと懐かしいなと思ったので書き残しておきます。本当に美味いよなー。

サッポロ一番 塩らーめん 5食×6個

サッポロ一番 塩らーめん 5食×6個